Kinotayo 17e festival du cinéma japonais contemporain

『カメラを止めるな!』

© ENBU Seminar

出演: 濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ
製作: 2017 | 本編: 96分 | ジャンル: ホラー、コメディ | 日本語音声・フランス語字幕

作品概要

37分に渡るワンカット・ゾンビサバイバルを軸にした巧みな脚本と構成が評判を呼び、世界中の映画祭を席巻中のホラー・コメディ。クチコミが瞬く間に拡がり、わずか2館から300館以上に公開規模が拡大。劇場長編デビュー作、製作費300万円の低予算映画ながら興行収入30億円突破(2018年11月時点)という日本のインディーズ映画史に残る記録を叩き出した超話題作。

<ストーリー>
山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた自主映画の撮影隊。本物を追求しこだわる監督は中々OKを出さず、テイクは42テイクに達する。そんな中、撮影隊に本物のゾンビが襲いかかった。撮影隊の面々はパニックに陥るも、監督はここぞとばかりに大喜びでカメラを回し続け、クルーは次々とゾンビ化していく。37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル!・・・を撮った人々の物語。


上田慎一郎

1984年滋賀県出身。中学生の頃から自主映画を制作し、高校卒業後も独学で映画を学ぶ。2010年、映画製作団体PANPOKOPINAを結成。短編映画を中心に映画制作を続け、2011年に初長編となる『お米とおっぱい。』を自主制作。2015年、オムニバス映画『4/猫』の一編『猫まんま』で商業映画監督デビューを果たす。ENBUゼミナールの映画製作・俳優ワークショップ「シネマプロジェクト」で制作され、劇場長編映画デビューとなった本作は、30分以上の長回し、入れ子状の構成と伏線を巡らせた脚本、個性的なキャラクターが口コミで話題に。製作費300万円の低予算映画ながら、興行収入30億円・観客動員数220万人を突破する大ヒットを記録し、社会現象となる。ゆうばり映画祭での観客賞受賞を皮切りに、ウディネ・ファーイースト映画祭、ファンタジア、シッチェス映画祭など各国映画祭でも上映が続き、米ファンタスティック・フェストでホラー部門最優秀監督賞に輝くなど海外でも高く評価され、フランスを含む各国で配給が決定している。

Bande-annonce (vosta)

les sous titres en français du film sont en cours de réalisation par nos équipes pour le festival